わさんみつのお話

旅の記録を中心に、様々な情報を書き綴っていきます。

用賀のマックの問題点に見る、ヒッチハイクの場所選びのコツ。

こんにちは、わさんみつです。

 

以前当ブログで、「ヒッチハイクの聖地」こと用賀のマック(マクドナルド用賀インター店)についてご紹介しました。

 

用賀のマックについて詳しく知りたい方はこちらの記事をどうぞ

 

 

www.wasanmitsu.com

 

 

  

この用賀のマック、「ヒッチハイクの聖地」として多くのヒッチハイカーに利用されている一方、実はヒッチハイクに不向きなポイントも複数隠されているんです。

 

今回は用賀のマックの「問題点」を解説し、加えてヒッチハイクの場所選びのポイントについても紹介していきたいと思います。

 

「ヒッチハイクしてみたい!」「でもどこでやったらいいのか分からない!」というそこのあなた、是非是非ご参考にして頂けたらと思います。

 

それではどうぞ。 

 

 

 

 

用賀のマックの概要

 

「用賀のマック」とは、東名高速道路用賀インター入り口の手前にある「マクドナルド用賀インター店」のことです。この用賀のマック周辺は、東京から名古屋、関西方面にヒッチハイクで移動する際の名所として多くのヒッチハイカーに利用されており、「ヒッチハイクの聖地」と呼ばれ、親しまれています。

場所はこちら。

 

 

詳しくは以下の記事をお読みください。

www.wasanmitsu.com

 

 

 

 

 

用賀のマックの問題点

 

①高速に入る車道が歩道から離れている

 

まずはこの画像をご覧ください。

 

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出典:Googlemap

 

マクドナルド用賀インター店の前に面する道路は3車線に分かれており、そのうち右側の2車線が東名高速へと続く道です。そして左側の1車線は、東名高速には入らず下道へと続いていきます。そして、ヒッチハイカーが立つことのできる歩道は、当然ながら最も左側にあります。

 

用賀のマックは、高速に乗る車を狙いとしたポイントです。しかし、高速に乗る車が歩道から離れた位置を走行しているとなれば、そこには様々な問題が発生します。

 

【ヒッチハイカーが掲げる文字が遠くて見えない】

目的地や行く先がよく見えないと、運転手が仮に関心を持ってくれたとしても、「なんて書いてるんだろう・・・」と目を凝らしているうちに通り過ぎてしまい、結果チャンスを逃すことにます。とりわけ夜道では見えにくくなるので、奥の車線を走っている車を捕まえるのはとても難しくなります。

 

 

【車がヒッチハイカーに近づくためには一度車線変更を挟む必要がある】

高速に向かって加速している車が、突然車線変更するというのは危険が伴いますし、状況によっては車線変更できないという可能性も十分考えられます。車線変更ができなければ、車は当然そのまま高速に入っていくだけです。

 

加えて、瞬時の車線変更のためにはドライバーの方のとっさの判断が必要になります。ですが、以前の記事でも書いた通り、ヒッチハイカーを見て瞬時に「乗せよう!」と判断してくれるドライバーはそうそういません。「乗せようかな~」と悩んでいるうちに車線変更のタイミングを逃して通り過ぎてしまうのが関の山です。

 

 

②止まれる場所がほとんどない

 

さらに、こちらの画像もご覧ください。

 

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出典:Googlemap

 

 

マクドナルド用賀インター店の前は、柵やガードレールがずらり。車が止まれそうなスペースも、路上駐車が出来ないようにばっちり対策されています。

 

つまり、車が止まれるスペースがほとんどないんです。マクドナルドの駐車場やドライブスルーにいる車に乗せてもらえることはあっても、車道を走行中の車が余裕を持って止まれるスペースが無いとなれば、ヒッチハイクに不向きであることは言うまでもありません。

 

ヒッチハイクにおいては、車を運転する人が、ヒッチハイカーを乗せるに至るまでの障害を少しでも少なくすることが大事です。障害が多ければ多いほどチャンスは減っていきます。ここまで紹介した二つの問題点を踏まえると、用賀のマックの前で車道を走っている車を捕まえるのは、相当困難と言って良いでしょう。

 

③ドライブスルーから出てくる車は狙えるが絶対数が少ない

 

ドライブスルーから出てくる車は、そのまま高速に入っていく車が多く、かつドライバーがゆっくりと悩む時間があるので、乗せてくれる確率が比較的高いです。

 

ただ、車道に対して車の絶対数が少ないという難点があります。根気強く待ち続けてればいつかは捕まるでしょうが、とはいえ「聖地」と呼ばれるほどの好条件なのか?と言われると、正直クエスチョンマークです。

 

じゃあどんな場所を狙えばよいのか?

 

上記の「用賀のマックの弱点」を踏まえて、下道でヒッチハイクをするときの場所選びのポイントを確認していきます。

 

車が減速している、ゆっくり走っている、あるいは停まっている場所

 

ドライバーに考える時間を与えるためにも、安全に減速して停車してもらうためにも、車がゆっくり走っている場所を選ぶことは重要です。というより、停まれる場所が無ければ実質ノーチャンスです。もちろん、停まっている車を狙うのも良い判断です。

 

具体的には、「信号の手前」「駐車場」がおすすめです。

 

 

停まれる場所がすぐそばにある場所

 

当たり前のことですが、車が停まれる場所が無いと、車に乗り降りすることはできません。ドライバーの方が「乗せたい」と思ってくださったとしても、停車する場所がないとそのまま通り過ぎてしまうかもしれません。

 

具体的には、「コンビニ」がおすすめです。コンビニの駐車場の少し手前でヒッチハイクをすれば、興味を持った方がコンビニに車を停めて声をかけてくれます。また、高速の入り口の少し手前には、コンビニがあることが多いです。そのコンビニには、これから高速に乗るよって人がたくさんいるので、とりわけおすすめです。

 

 

とはいえ「用賀のマック」は初心者ヒッチハイカーにはおすすめです。

 

用賀のマックで狙えるのは、実質ドライブスルーから出てくる車だけです。車道に対して絶対数は圧倒的に少なくなりますが、一方で、車の運転手は考える時間がたっぷりあるので、車道を走っている車に比べて乗せてくれる確率は高くなります。

 

また、休日や長期休暇の時期には、用賀には「同業者」がたくさん集います。一人でなら心が折れそうな時でも、誰かと一緒なら頑張れたりするものです。とりわけ初心者ヒッチハイカーにとっては、「同業者」は心強い味方です。

 

こうした「用賀のマック」のハードルの低さを考えると、初めてヒッチハイクに挑戦するという方には、やはり「用賀のマック」はおすすめです。聖地と呼ぶほど圧倒的な好立地ではありませんが、「じゃあ他に圧倒的なおすすめスポットがあるのか」と聞かれたら、正直パッと思いつきませんしね。

 

 

 

本日の記事は以上になります!皆さんもヒッチハイクに挑戦する際、是非参考にしてみてくださいね。それでは。